Ole! オリーブ畑でフラメンコ

オリーブオイルと言えばイタリア料理を思い浮かべる人がほとんど。でも、実は世界最大のオリーブ生産国はスペイン、なかでもアンダルシア地方のハエン県というのが、オリーブ生産のメッカ。そしてアンダルシアと言えば情熱のフラメンコ。5年位前にハエン県にオリーブの視察に行った時、当然のようにタブラオ(フラメンコショーのあるレストラン)に行って、深夜に至るまでフラメンコを見に行った。だからオリーブとフラメンコは切っても切れないとても深い関係、ってことでいつか実現したいと思っていた

「オリーブ畑でフラメンコ」

心配していたお天気も、みんなの思いが通じたおかけで、ピッカピカの晴天!続々と集まってきた踊り子たちの衣装のまぶしいこと、何でも今日は明るい曲調なんで衣装も明るめにするんだって。

オリーブの木に反射する逆光に、踊り子の白い衣装が良く映えるのだ。

いや、グリーンだって綺麗

そしてスペインと言えばやっぱりこれ、パエリア。この大きなパエリア鍋で一気に60人前のパエリアを炊いてしまうのだ。パエエリアスタンドに見えるのは実はガス器具、大きなパエリア鍋全体に火が回るように、細い火がちょろちょろと出てくる仕組み。もう期待は高まる、高まる。

さあ、炊きあがったよ!この大きなパエリアを作ってくれたのはアンダルシア出身のロザリオ、通称チャリ。チャリは旦那様と高松に住んでもう20年以上になるのに、ちっとも日本語が上手にならないおとぼけキャラ。でも、ラティーノ特有の人懐っこい明るい笑顔で、会った次の瞬間からみんな友達になってしまう、そんな魅力たっぷりのおねーさん。

ググっと寄せてみた、もうふわーっとした湯気と、サフランの香りがそっちまで伝わってくるでしょ?エビもムール貝もいっぱい入った本格派、しかもそれだけじゃない、このパエリア炊くのにチャリは前の晩から鯛や鶏肉でしっかり濃厚スープを煮出してるだ。こんなんうまくないはずがない。

踊り子たちもお昼ゴハン、おいしいもの食べてるときは誰だって笑顔、そう、それがオキオリーブのテーマ。本場スペインのトルティージャエスパニョーラ(スペイン風オムレツ)、鶏肉のビール煮込み、地元西植田の大東さんが朝4時に起きて収穫したブロッコリーのサラダ、お腹もいっぱい。

今日は澳はドリンクバーに張り付いて、みなさまの飲み物を担当。向かって右でレモン持ってるのは、大ちゃん。ウチのオリーブ園のプロデュースをしてくれる遊びの達人。左の笑顔のおねーさんは溝渕さん、いつも明るい笑顔でお客様も和やかに。お天気もよく暖かかったので、キリっと冷えたサングリアがとても好評。前回のイベントでもお出しして好評だったのが、となり町のさぬき市の飯田農園さんの作るスモモのスカッシュ。モモの甘い香りに食欲をそそる酸味が程よくきいて今回も大好評、あっという間に完売!

前回の又三郎さんの熟成肉イベントも大好評だったけど、今回のフラメンコも大成功!何が一番いいかって、お客さまと出演するダンサーたち、そしてホスト側のスタッフたちが一体になって参加してること。ゴハンは一人で食べるより二人、二人より大勢で、そしていろんな知らない人同士が会話ができたら、もっとおいしくなる。オキオリーブがやりたいこと、少しづつ形になってきたかな。

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